こんにちは、カスタマーサポートリーダー.comの古瀬欣也です。
今日は、カスタマーサポートは、軽視するというお話です。
カスタマーサポートに限らず、仕事には、短期で終わるもの、
時間をかけて、じっくり取り組まなければいけないものが存在します。
短期は、日々の業務であり、長期は経験という、
自身のスキルかもしれません。
しかし、人は、1日でできることを誇大に考え、
1年、10年かかることを軽視しがちです。
あなたにも、かなり以前に指示されたにも関わらず、
なかなか手を付けることができずに時間が経ち、
締切ぎりぎりになって、無理矢理仕上げた。
という経験があるのではないでしょうか?
それは、夏休みの絵日記みたいなものです。
日々取り組めば、なんでもないことを、
その日の遊びを優先し、よくて数日、
下手をすると、夏休み終了間際になって、
夏休み中の天気を調べ、イベントを思い起こし、
一気に数日で仕上げる・・・
当然、急遽仕上げたものの品質は落ちますが、
幸い、周りを見回しても、同程度の仕上がりなので、
自分は、数日で仕上げる実力があると、勘違いします。
つまり、低レベルな完成品が標準になってしまうのです。
イチローになりたいと思う野球少年は多くても、
イチローのように、小学生の時点で、365日中360日も
激しい練習をする子供は、なかなかいません。
そして、練習が重要であることは、
みんな気が付いています。
しかし、日々の遊びの誘惑に負けてしまうのです。
練習は、自信へとつながり、良いコーチは、
自分の欠点を客観的に指摘してくれます。
「天才! 成功する人々の法則」という本の中で、
著者のマルコム・グラッドウェルは、
「どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる」
という一万時間の法則を提唱しています。
一万時間、膨大な時間です。
平日8時間で約5年、毎日8時間なら3年半です。
週末起業を考え、週末8時間なら、12年もかかってしまいます。
週末2時間だと、48年ですね・・・
しかし、毎日12時間やれば、わずか2年3か月です。
会社での実力を考えると、納得できるものがありませんか?
できる子で、3年で一人前・・・
では、できない子は?
実は、漫然とやるのと、意識を持ってやるのとでは、
かなり成果が変わってきます。
漫然と取り組めば、8時間の実力を得るのに、
10時間や12時間が必要になり、
意識を持って取り組めば、8時間の所要時間が、
10時間や12時間の実力となって帰ってきます。
是非、今の仕事を漫然とこなすような軽視をせずに、
意識を持って取り組んでみてください。
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